2018.11.19 15w2d

今日は晴れてくれたので

朝から窓を解放してとても良い気分です。

朝ごはんには差し入れで追加して貰った

韓国海苔を頬張りながら完食しました。

病院食は何もかもが塩分控えめとなっていて

とてつもなく塩分を求めてしまいます。

チョコチョコとこの日記を書いていくのも

日課になりつつあります。

忘れるわけではないとは言えど、

毎日良くも悪くも心境は変わるもので

見返すとつい数日前の自分に

励ましの言葉を送りたくなったりします。

今日は心音も聞かせて貰って今日も元気で

動く音も聞こえて凄く幸せを感じました。

DVDを見て昼食を食べ、

まったりしているとつい寝てしまいました。

生活が乱れないようにと

お昼寝など辞めていたのですが、

10cm弱程の窓の間から抜けて入る風が

冷たくて心地よくてついうとうとと眠り

1時間ほどして目を覚ました頃には

頭もスッキリしていました。

ほどなくして母が来てリクエストの物達と

楽しい時間を貰ってまたうとうとしました。

毎日のように来てくれる

母親が大変で時間がないのも知ってます。

そこまでしてくれるのは娘の私を大事に、

そして新たな命を楽しみにしているんだな

と思うと親孝行としても元気な初孫を

見せてあげたいと心から思います。

結婚して生命を宿ると今まで以上に

母の優しさや強さや凄さや素晴らしさを感じ

世界で1番尊敬できて本当に自分が心から

憧れられる存在だなと思います。

可愛い我が子の為なら我慢できるし、

我が子が元気に生まれてくれるなら

このぐらいどうって事ないなと心底思います。

そんなことを考えながら眠りにつきました。

2018.11.18 15w1d

朝起きると痒みはあるものの、

体を冷やさない為に昨晩脱いでいた

弾性ストッキングやズボンを履き

1日が始まる気合いを入れます。

空いている時間に最低でも自分の誕生日月の

3月までお腹に居て！と祈りながら

カレンダーを見つめていました。

すくすくと育っていく我が子に

母性本能を育てれ微笑ましく思う一方で、

罪のない我が子がいつ出てくるかわからない

そんな恐怖の元もう諦めかけた頃に

私たち夫婦の元へやってきてくれた。

なぜそんな優しい愛らしい我が子を

苦しめないといけないのか、

可愛い我が子に安心して居てられる場所を

作ってあげられないのかと嫌悪感が

私の脳内を駆け巡りどうすることも出来ず

運・神様に任せるだけの無力な私に

我が子はどう思うのだろうか。と、

虚しさや切なさや情けなさが

私にドッとのし掛かります。

病院は確かにストレスを感じます。

自分だけの為なら何としてでも

退院しようときっともがくと思います。

でも、我が子の安全の為なら後4ヶ月ですら

入院していてもいいと思えるのです。

15wと言えど私の中ではとてつもなく大事な

大切な存在が私の中に宿っていて

こうしてる今もなお心臓を打っているのです。

小さな心臓でも見る度、聞く度に

母性本能を掻き立てられ頑張れます。

そんな思いが駆け巡る中、

雨のせいなのか便なのかガスなのか

お腹が窮屈に感じ不安もよぎります。

大人しくする事は簡単なのに

その分いくつもの不安や最悪な事態を

思い出してしまいます。

ご飯を食べてDVDを見たり、

塩分を欲しているのかじゃがりこが

とても美味しくてムシャムシャ食べました。

お向かいさんともお喋りをして

雨で冷たい風を浴びながら

まったりした時間を噛み締めます。

夕方になり、母と妹が来てくれて楽しい時間と

お菓子やドリンクの差し入れに

家族とは言え女子会状態で笑顔が溢れます。

その後はご飯を食べ食後のマグミットに

アプリゲームをしてのんびりとくつろぎます。

今日は便も少量ながら朝昼晩出て絶好調です。

ですが、やはり痒みがあるので

蕁麻疹や湿疹や肌の炎症などに大丈夫な

市販の薬を至る所にたっぷり塗り

耐え凌ぎます。

主治医がいない日なので、

主治医が来るまで待つか耐えれなければ

皮膚科の先生にもかかるかとの選択で

主治医を待つことにしました。

なのでそれまでは市販の薬で対応ですが

市販といえどスッとして過ごせました。

そして膣剤を入れて就寝。

2018.11.17 15w

夜中に張りを感じ朝も張りを感じたので

モニターをしましたが反応せず。

ご飯を食べDVDを見たり

ゲームアプリをしたりお喋りしたりして

抗生剤を打ってもらいました。

お昼前にシャワーを浴びさせて貰って

髪の毛を乾かす前に内診を受けて

先生の粋な計らいで4Dを見させて頂きました。

前回4Dはないと聞いていたのもあり

とても良いサプライズになりました。 

指吸をしていてとても可愛くて、

もう早くも親バカ炸裂です。

もちろん旦那にも送りましたが

喜んでいたのは言うまでもなく、

頸管の長さも4cm程あって

2cmの所で縛っているので

まだ下りてきていない様子。

リトドリンも4A14から2A25にしてもらい、

一先ず順調な事も分かって安心です。

そして点滴の針が落ち着いているので

刺し変えはなしで肌荒れもあったので

テープを変えてもらいました。

そしてチャチャッと保湿クリームを塗り、

昼食を食べました。

その後はDVDを見てゲームをして

昨日入ってこられた方がまたもや帝王切開で

運ばれて出産とゆうおめでたい場面に

羨ましさと少しのプレッシャー・焦りを感じ

自分の時間にひたすら集中しました。

録画させてもらったばかりのエコーを見て

心を落ち着かせながら自分が母子ともに

無事に出産できた時を想像していました。

体調の方ですが、

マグミットを服用しているのもあり

量が少なくてもほぼ毎日出ていて

ガスも出るので順調かと思います。

そして今日の夜で抗生剤の点滴投与は最後。

これと行って害は無いけど

点滴ラック二本使う為お手洗いに行けない30分

薬の投与は無いにこしたことないから

良かったです。

そして膣剤を入れてゆっくりしていると、

突如両足に痒みが。

そして何よりかくと変な違和感を覚えます。

かいているのに気持ちよくないような

自分の皮膚じゃないような、、

そしてもちろんのこと赤くなり湿疹。

シャワー後に塗った保湿クリームかなと思い、

消灯時間になり我慢しようと思いましたが

見回りの看護師さんに無理を言って

体拭きのおしぼりを貰い拭きました。

妊婦になると食べ物やスキンケア、匂いなど

色んな物がどうしても敏感になったりします。

昨日は大丈夫だったものが今日ダメになり

自分の自由が利かないところで

トラブルが発生したときほど

虚しく悲しい事はありません。
一撃で凄く切なくなりました。

2018.11.16 14w6d

入院してから朝起きて体温計を測るのが

当たり前になってきました。

久々によく寝れたので頭もスッキリです。

ご飯を食べ、抗生剤を投与して

心音を聞かせて貰って我が子は元気なようで

日課となった録音を旦那へ送ります。

DVDを見て、少ししか開かない大きな窓から

心地よい風を感じながらうとうととします。

そしてまたあっという間に昼食。

ご飯は薄味なので私には合う味付けです。

そして今日は肛門辺りがたまに痛みます。

頻繁ではないので経過を見るとのことですが、

きっと子宮が大きくなってきてるからとの事で

主治医が顔を出してくれて、夜中の張りで

1上げてたリトドリンを1だけ下げました。

明日は検診なので

また元気な我が子を見れることを期待しつつ、

頸管の長さも聞こうと気を引き締めます。

そして母が来てくれて頼んでおいた鏡など

受け取って冷蔵庫が寂しくなって来たので

ドリンクなどを買い足して貰いました。

束の間の楽しいひと時を楽しみました。

抗生剤を打ちご飯を食べて

今日はDVDを2本見たので週一回見ている

ドラマを見たりゲームアプリや日記、

音楽を聞いて過ごして

膣剤を入れて眠りにつきました。

2018.11.15 14w5d

お向かいさんの歯ぎしり、

お隣は夜中に頻繁なナースコール。

そして目覚める度にお手洗いの私。

私のお手洗いにつられてお手洗い。

良くも悪くも集団生活の醍醐味復活です。

今日はシーツ変えの日で

廊下に出た時に手術前だと言うお向かいさんと

お喋りして仲良くなりました。

同じ手術を受けるそうで

お互い週数も近いこともあってあれこれと

ついつい長話してしまいした。

その後お互いカーテンをフルオープンで

自由な時間を過ごしストレスフリーです。

私は外見はオープンで中身は秘密主義。

なのでカーテンオープンは全然平気で

お向かいが開いていても女子校のような

雰囲気さえ漂う感じです。

そして抗生剤の点滴をしにきてくれます。

シャワーの日だったけど

夜中の張りのせいで危うくなってしまって

テンションも下がります、、

DVDを見ていると

放送が入り部長回診が始まります。

私たちは寝転がって先生を待ち、

お腹を触られて一言二言お話して終わります。

その後抗生剤の点滴を投与してから

旦那と義母が来てくれてお喋りをして、

昼時の為一旦別れシャワーのお許しがあり

束の間のシャワーを満喫して

旦那と義母とのお喋りを楽しみ義母が帰り

旦那と喋ったり旦那が寝たりで

楽しい1日を過ごしました。

そして今日も寝る前に

膣内に錠剤を入れて寝ます。

2018.11.14 14w4d

朝の看護師さんが見回りに来て

熱をはかり、血液検査の為に血を抜きました。

マグミットを服用しているものの便が出ず

お腹が張っている気がして不安になりながらも

味気ない朝食を頬張ります。

前回の妊娠は19w6dでの分娩。

携帯でのメモ書きがあり見ていたら

今の私よりも強気で導尿も嫌いだった注射も

我が子の為に乗り越える！と。

それを見て、気合いを入れ直します。

マイナスな考えは誰にだってあり、

それを悪い事だとかそんな考えは駄目だとか

持たないようにしようだとかって

正直なところ難しいです。

でもこの子がお腹に宿ってくれたお陰で

想像する未来は明るく笑顔に満ち溢れている。

なら、想像しよう。プラスに考えよう！

と思えました。

"母強し"といいますが、

私の場合は完全に子供の力です。

"我が子強し"とでも言いましょう。

お腹にいる我が子に勇気やヤル気を貰えます。

朝食後横になっているとベッド清掃をしに

看護師の方達が来てコロコロしたり拭いたりと

軽く清掃してくれます。

その他にも床掃除やゴミを回収してくれる

お掃除の方は毎日来てくれます。

その後主治医が様子を見に来てくれます。

私の主治医は女の先生でとても優しくて

何でも聞きやすく話しやすい方なのですが

先生の顔を見るとホッとします。

そして抗生剤の点滴を30分で落とします。

副作用なのかは分かりませんが、

少しの頭痛や熱っぽさがあります。

そしてここ２日程はくしゃみや咳も少しあり、

体温が高かったり低かったりとバラバラなので

体温調節が難しいのかなと思います。

そして血液検査の結果ではシャワー許可と共に

デイルームやシャワールームまでの

フロア内歩行が許されました。

シャワーに関しては9日以降入っていないのでこれと無い喜びを感じます。

そして4人部屋の貸切状態が終わり、

お向かいには新しい患者さんが入られました。

左隣には緊急で手術と思われる方が入られ、

看護師さんは混んだり空いたり差がある

と言っていたけど本当なんだなと思いました。

こんなにバタバタと入られるとは。

そしてそんな中、

昨日点滴の刺し変えをした所が

ボッテリと腫れ上がってしまい

左腕に刺し変えをしました。

24時間点滴をすると

血管が細くなるだけでなく、

漏れやすくなるみたいなのですが

後が思いやられます。

お見舞いには母が来てくれて美味しいタルトや

飲み物、差し入れを頂きました。

そしてDVDなどをみていると

本日から膣錠を自分で入れる任務が課せられ

手をよく洗い緊張の元チャレンジしましたが

合っているのかよく分からず

慣れるまでの辛抱と言い聞かせました。

この膣錠に関しては病院が作っている物らしく

蝋のようなヌルヌルと溶けやすい薬です。

そして今日の就寝時は今まで個室を堪能し、

束の間のストレスフリーを味わった為か

なかなか寝つきが良くありませんでした。

そして頻繁にお腹が張る。

痛みはないものの突っ張る感じが怖いので

徐々に下げていたリトドリンの流量を

少しばかりあげて貰いました。

仰向けで寝るのも

お腹が張りやすくなるとの事ですが、

癖はなかなか治らないものです。

頸管無力症とは、

張っていなくても頸管が短くなってしまうので

太いテープで締める事によって

早産を防ぐそうです。

張りによってはテープが切れてしまったり

という事があるそうなので副作用が凄かろうと

リトドリンやウテメリンの様な張り止めは

切迫の私たちには命綱なんです。

動機や震えや頭痛など様々な副作用が付き纏う

でもそんな副作用も慣れてきます。

24時間点滴で血管がボロボロになろうと

腕が穴や痣だらけになろうと漏れて腫れようと

精神的に滅入ってしまっても頑張ります。

切迫早産と一口に言っても、

いろんな理由がありますが私は無力症。

向き合っていくんだと決めたんです。

そんな事を考えながら

何度か起きつつも眠りにつきました。

2018.11.13 14w3d

今日も良い看護師さんのもとお目覚めして、

朝から心音聞かせて貰ったけど

心臓の音が凄く早く感じるものの

コレが正常で元気な証拠とお墨付きをもらい

安心と愛おしさにキュンとしました。

そして引き続き主治医の検診で

初の腹部からエコーと頸管を見てもらいます。

頸管はしっかりしまってて問題なし！

膣剤を入れて腹部エコーでは愛しの我が子。

心音は録音してエコーは録画という

旦那の希望があって撮らせて貰ってるけど

逐一旦那に送っては旦那も感動と喜びで

お仕事もより一層頑張っているそうな。

通うよりもしょっちゅう心音やエコーが

見れたり聞けたりするのは特権です。

唯一の良いところかな？

そして点滴針の刺し変え日だったので

点滴を一旦抜いて貰って体を拭き、

着替えを済ませて次は反対側に点滴。

あまり痛みを感じず、

話していると点滴や麻酔で失敗していたのは

研修医の方だそうです。

なるほど納得です。

そしてリトドリンの数値も

少し下げてもらいました。

数値は低いとはいえ濃度は濃いので

動悸や震え、ほてりなどありますが

このまま下げていければ退院までもう少し！

という事かなとおもいます。

そしてチョコチョコと看護師さんや

主治医が部屋を覗いてくれる中、

遂に4人部屋で個室状態になり

寂しさや孤独よりも気楽さと暇さが。

そんな時に限ってテレビカードと連動の

冷蔵庫が残高切れで千円札無くて

カードが買えず仕舞いでサヨナラ、生物。

室内安静といえどトラブルは付き物です。

24時間点滴と1日2回の抗生剤点滴は継続だし

今は1人じゃない！赤ちゃんが居る！

と思っていても胎動を感じる事がまだ出来ず、

家族や看護師さんに手伝って貰わなければ

何も出来ない事にふと情けなさや虚しさを感じ

ついつい涙を流してしまいます。

窓の外はマンションの光、、

早く帰りたい。家族と一緒に居たい。

旦那に会いたいと涙ながらに思います。